【災害救援焚き火ボイラーかまど】の試作・試験結果
関係各位
本日21日 10:00～11:30に試作、（コンクリート部材の）乾燥焚きをし、
11:30～14:30に本格焚き、ドラム缶ボイラーでの湯沸し試験を行いました。
結果の写真等は添付のＰＰをご参照ください。
燃焼は大変上手くいきました。
φ100㎜の汎用煙突 2M×2本で十分煙を引きます（これが心配でした）。
∴焚き口付近に居てもほとんど煙たくないです。輻射熱は地獄の様に熱いです。
ドラム缶（180L）×2本に冷水（5℃前後）を満たし、
30分後には「ヌル燗」→推定30℃前後
45分後には「人肌」
1時間後には「ちょうど良い湯加減」
2時間後には「もうすぐ沸騰か・・・服の上からでも身体にかかると火傷する」80℃前後
という性能が確認できました。
このドラム缶で沸かした湯を直接使う（例えばドラム缶に入浴）というより、
このボイラーかまどの傍にタンク（ドラム缶や水産流通・加工場で使っていた大きなプラ
トロ箱などを活用）にホースなどで落差を利用して入れ、そこで利用目的に応じて適温に
したものを蛇口を付けて出したり、バスポンプなどを使ってシャワーやカランに使うこと
が考えられます。
また、添付の３ページ目は、佐藤築炉工業さんがドラム缶半分を使い、試作された「蓄熱
かまど」とでもいうべきもの。これもご要望があれば量産をすることとしております。
添付のＰＰを見ていただき、どうかご助言等いただきたくお願いします。
★明日22日と明後日23日は、これらを松田建設㈱提供（運転手様も）のトラックに載せ、
佐藤築炉工業㈱栗原専務さんと沿岸避難所等のご案内役に遠野市役所職員（で岩大林学科
伊藤幸男先生のお弟子さん・バイオ研会員？）の菊池さんをお願いし、深澤を加えた4人
体制で、被災地の方々のご要望を承って参ります。
その際には、深澤がお預かりしている トモエテクノ様とアーク様の薪ボイラーへの要望
も伺って参ります。
★トモエテクノさんの100KW薪ボイラーは、電力なしで1時間に４５℃の湯を３千リットル（
３トン）をつくる能力があるので、水さえあれば（水道ではなくても川の水等をポンプで
送るでも可）これも車載にして、避難所等を回れば、本当に数千人の被災者の方々に風呂
に入っていただけることになるのです。
★いよいよプロジェクトも本番です。何とか、この「モバイル銭湯プロジェクト」に協力
してもらえないでしょうか？
自己責任で構わない、という方いないかな～～～
◎毎回、しつこくてすみませんですが、この件について初めてメールをお送りする方も多
いので、プロジェクトの趣旨等ペーパーも再度添付します。
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深澤 光（hikari fukazawa)
(update:2011/3/21) |
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