小野自然倶楽部 「ダッチオーブンでほくほく料理をつくって キャンプをしよう」
夏休みが明けた土日、小野自然倶楽部によるキャンプが行われました。
ダッチオーブン料理やドラム缶風呂、バーベキュー、キャンプファイアーと盛りだくさんの内容で、お互いの交流を深めていました
月日：平成１８年８月２６日（土） ９：００〜２７日（日）１１：３０
場所：緑とのふれあいの森公園 （田村郡小野町大字小戸神字宮ノ前地内）
主催：小野自然倶楽部、ウッドライフ
●実施状況
夏休みが明けた土日、小野自然倶楽部によるキャンプが行われました。
今回は、火がテーマで、薪によるダッチオーブン料理やドラム缶風呂、キャンプファイアーなどを行いました。
今回の主催となった小野自然倶楽部は、小野薪割りクラブの大方氏・石井氏が中心となって結成されたもので、
薪割り以外にも自然体験をしてもらおう！という趣旨の下、立ち上げられた団体です。
PRは、過去の参加者へのダイレクトメールのほか、
チラシ配布、ホームページへの掲載、メール、そして、知り合いを通じての口コミなどを展開しました。
結果、薪割りクラブの参加者を中心に約６０名が集まりました。
今回の会場は、小野町の緑とのふれあいの森公園という森林公園です。
森に囲まれていて、キャンプ施設や遊具もあり、しかも貸し切り状態なので、思いっきり広く使うことができました。
２６日の９時に参加者がぞくぞくと集まりました。子どもたちもいっぱいいます。
主催者あいさつ、参加者の自己紹介があったあと、地元消防署による火の取り扱い等の講演が行われました。
その後は、お待ちかねのダッチオーブン料理です。班別に分かれて、料理を行います。
まずは、ローストチキン。
ニンジン、タマネギ、ジャガイモなどの野菜と下味をつけた鶏肉をダッチオーブンに入れて、火にかけ、上にも熾火を載せます。
待つこと小一時間。
蓋を開けると、おいしそうに焼けた肉や野菜が姿を見せます。
切らずにそのままの形で入れた野菜は、本来の味が凝縮されて、ジューシーかつ甘みがあります。
次いで、手羽先のスモーク。
ナラの薪を電動チェーンソーでチップにしたものを、ダッチオーブンの中に敷いて、燃えている炭を数個入れます。
その上に網を載せて、下味をつけた手羽先を入れます。
少し隙間を開かせて、蓋をし、約３０分。
おいしい薫製のできあがりです。
さらにそば打ち。
十割そばを参加者が打ちました。
手の空いている人は、竹を切ってそばちょこと箸作りです。
子どもたちも、慣れない手つきで竹を切っていました。
延々、食べ続けてお腹いっぱいです。
子どもたちは、遊具で遊んだり、山に入って虫捕りをしたり、森の案内人とゲームをしたり、と思いっきり遊んでいました。
大人はひたすら飲む人や竹で楽器を作った人もいました。
夕方になり、テント設営や夕食の準備。
夕食前に、近くのお寺の住職の講話がありました。
そして、バーベキューが行われました。
ドラム缶を半割にした炉に薪がたくさんくべられ、大きな鉄板を載せて、豪快なバーキューです。
鉄板の周りに人だかりができました。
その他、焼き鳥や炊き込みごはんなど。
みんな、ビールを飲みながら、腹一杯食べました。
ドラム缶風呂も沸き、子どもたちが代わる代わるに入りました。
なかなか体験できないお風呂に、みんな大喜びでした。
日もとっぷり暮れた頃、キャンプファイアーが行われました。
火の神様が使いを４人従えて、火を点けるという正統派のキャンプファイアーです。
最近は、火を使えるところが少なくて、初めてキャンプファイアーをした子どもが殆どでした。
組んだ薪に火が点くと、みんなで「燃ーえろよ、燃えろよ」と合唱しました。
キャンプファイアーの周りで、みんなでゲーム。
タオル落としのゲームでは、輪の回りを酔っぱらったお父さんが全速力で走る姿も見られました。
最後にみんなでジャンケン大会。
上位５人には、景品が贈呈されました。
また、食事の場所に戻って、大人たちは飲みなおします。
子ども達は、森の案内人に付いてナイトハイク。夜の森を散策しました。
子ども達が、寝た後も、宴会は延々と続きます。
はじけるお母さんや、ギターを弾く人も現れて、宴は大いに盛り上がりました。
すっかり、参加者同士打ち解けたようです。
翌朝、手作りの豆腐が作られました。
目の前で作られる豆腐に子どもやお母さんたちは興味津々。
できたばっかりの豆腐は、甘く豆の香りがして、とてもおいしいものでした。
朝食のメニューは、ベーコンエッグ。
鉄板の上で何十個も落とされる卵、豪快なベーコンエッグでした。
その後、みんなで後かたづけをして、閉会式。
感想を訊いたところ、「いろんな体験ができて楽しかった」「子どもも大人もいっぱい遊べた」等、大変好評でした。
各参加者同士も仲良くなり、今後も交流が続いていきそうです。
●参加者の感想
小野自然倶楽部・大方氏）丸二日ありがとうございました。
毎日、ドラム缶風呂作りをやっていたので、終わってほっとしています。
ドラム缶風呂も子どもたちが喜んで入っていたので、嬉しい限りです。
子どもたちが街で見かける子どもたちと違って、目の色を変えて元気に遊んでいる姿を見て、こっちも元気になりました。
ウッドライフ・大須賀氏）ケガもなく、良かったです。またの参加お待ちしています。
Ｋさん・３０代男性）子どもたちより、親の方がはじけていました。楽しかったです。
Ｋさん・３０代女性）皆さん、昨夜はご迷惑おかけしました。また参加したいです。
？・３０代男性）キャンプの経験が無かったので、勉強になりました。とても楽しかったです。
Ｍさん・４０代男性）火の神様をやらされました。楽しかったです。
女子高生）子どもたちと遊べて楽しかったです。
女子高生）楽しかったです。また来たいです。
女子高生）楽しかったです。焼き鳥もおいしかったです。
県中農林・渡部）大変楽しく過ごすことができました。皆さんの知られざる一面を見れて楽しかったです。
？・３０代女性）二日間楽しく過ごせました。近くにこんな良い場所があるとは、知りませんでした。
Ｓさん・３０代女性）楽しかったです。また参加したいと思います。
Ｓさん・３０代男性）夜遅く来ました。来年は、仕事を休んで参加したいと思います。
Ｔさん・３０代女性）いろんな経験ができて楽しかったです。
３０代男性）家族でキャンプしたのは初めてです。いろんな経験ができました。
Ｉさん・４０代男性）なかなかできない経験をさせていただきました。どうもありがとうございます。
Ｉさん・４０代女性）山形から来ました。何時間かかっても、参加したいと思います。
Ｏさん・３０代男性）寝坊してすみません。また参加したいと思います。
ウッドライフ・大須賀さん）いろんな経験ができて楽しかったです。
小野自然倶楽部・石井氏）皆さんの協力により無事終えることができました。
小野自然倶楽部では、皆さんから寄せられた反省を踏まえまして、より一層充実した活動を展開したいと思います。
薪割りクラブも１０月にやりたいと思いますので、参加願います。
ありがとうございました。
●成果と課題
・子どもたちが火と親しむきっかけができた。
・泊まりでやったことで、参加者同士の交流がより深まった。
いろんな技術も習得することができた。
( update:2006/9/5 )
戻る。