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薪紀行 ふくしま・だて薪割り倶楽部 ふくしま家づくりネットワークの川崎さん（右）と田中さん

県北地方で活動する、ふくしま・だて薪割り倶楽部。 「薪割り会２０１６in原木市場」に参加、主催者に話を聞きました。 日時：平成２８年５月２９日（日）９：００〜１３：００ 場所：南東北木材（株）（伊達市伏黒字沼端14） ●実施状況 南東北木材（株）は伊達市郊外にある原木市場。 構内には太いスギや広葉樹の原木がいっぱい並んでいます。 この日、１０数人が集まって薪割り会を開催していました。 原木は、南東北木材（株）の厚意により提供されたナラやクリ等の広葉樹。 かなり太い木です。 しかもずっと市場に置いてあったので乾燥しています。 それをチェーンソーで玉切って、斧で割ります。 乾燥しているので大変。 割った薪はめいめいの車に積みこみました。 お昼には豚汁が振舞われました。 急遽参加した渡部ですが、みんなに話をしてくれと言われました。 えー、無茶振りだなあ。 放射性物質の話を少ししました。 お昼を食べながら情報交換。 昼食後、薪を積んだ車に乗って、参加者は市場を後にしました。 ●ふくしま・だて薪割り倶楽部について 主催者のふくしま家づくりネットワーク、川崎直竹さんと田中直樹さんに話を聞きました。 ふくしま・だて薪割り倶楽部が活動を始めたのは１０年くらい前。 河原や山など、様々な場所で活動を行いました。 東日本大震災後は、もっぱら今日の会場となった南東北木材で行っております。 南東北木材は、家づくりネットワークの会員でもあるようです。 提供される原木は、山形や宮城、岩手、会津産のもので放射線量は問題なし。 会の参加者は、福島市や伊達市等の県北地方の薪ストーブユーザーが殆ど。 以前は県外から来る参加者もあったそうですが、震災後は来ないようです。 皆さん、薪の調達には苦労されているようで、山形から入れたり製材端材をもらったり、と工夫されてます。 ここの空間線量は0.2μSv/hくらい。 悩ましい状況はまだ続いております。 (reported by 渡部) (update 2016/6/11)

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