２０１７年２月に始まったプロジェクト。
須賀川市大桑原の山林所有者、Hさんより、森林の提供がありました。
今回は、今年の秋に向けて伐採の準備作業の刈り払いと以前伐採された木の玉切り・搬出を行いました。
日時：平成２９年６月１８日（日）１０：００〜１２：００
場所：須賀川市大字大桑原地内
主催：大桑原薪の会
●実施状況
梅雨入り前の蒸し暑い中、９人が汗を流しました。
前回は、道路沿いの木を倒しましたが、今回はその反対側の山林。
結構な面積があります。
 （前回行った山林）
 （今回の行う山林）
山林内は笹竹がびっしり、真っ暗です。
 
このままでは、伐採もままなりません。
早速、刈り払い開始。
背丈より高い笹竹、ツルも時々からんでいて、難航します。
刈りはらうと、さっぱり。
 （休憩もこまめにね）
道路沿いの法面も刈っておきましょう。
小学生の通学路だしね。
 （きれいになりました）
今回の山林は、田んぼに面した箇所が伐採されています。
伐採木はそのままになっているので、もらうことにしました。
玉切りして搬出します。
 （草に隠れている伐採木）
 （えいっ！）
 (運べ、運べ）
山から下りて、昼食タイム。
いろんな話題が繰り広げられます。
さて、続きです。
下した木を薪用に玉切りして、車に積みます。
 
さて、本日の作業は終了。
藪が無くなった山林は、風と光が入って気持ちよいです。
以前、伐採した箇所はナラなどの稚樹がびっしり。
そのうち、また大きくなるでしょう。
楽しみです。
この奥は、まだ刈りはらっていないところ。
ここは次回です。
お疲れ様でした。
●参加者の感想
Wさん）怪我なく、無事に終われて何よりです。
Sさん）玉切り三昧でした。家でもやっているけど、みんなとやると楽しくできます。
Kさん）久しぶりの参加です。８月には見渡せるようになって、素晴らしい山林になるのが楽しみです。
Kさん）いい汗をかくことができました。ありがとうございます。
オーナーHさん）ボランティア作業は、楽なようで大変でした。私も頑張りますので宜しくお願いします。
Kさん）最初竹藪を見たときは、どうすっかなあと思いましたが、陽が差すようになり良かったです。楽しい汗をかくことができました。
Yさん）初参加で分からないことばっかりでしたが、楽しくできました。今後とも御指導お願いします。
Nさん）久しぶりに参加しました。山林が手をかけてきれいになっていくのが楽しいです。
Kさん）楽しく汗をかくことができました。ビールが楽しみです。
渡部）藪を刈りはらうと、全く景色が変わります。とても良い山になると思います。
●成果と課題
Hさんの広大な山林。
以前はシイタケ原木林として伐採していましたが、放射性物質による汚染により、出荷できなくなりました。
そこで、一回全部伐ってリセットしようというのが、Hさんの意向です。
でも、どのように伐るかによって山林の姿は大きく変わります。
一遍に全部伐る方法（皆伐）だと簡単ですが、その後の山林は草やツルが一気に繁茂します。
見た目もちょっと。
Hさんにお勧めしたのが、ある程度大きな木を残して伐る方法（択伐）。
日陰をある程度保つことで、草やツルの繁茂が抑えられ、見た目も爽やかな山林になります。
次代の木が大きくなってきたら、残した木を伐る。
幸い、Hさんの同意を得て、後者の方法でやることになりました。
時間はかかりますが、細々とやるボランティア作業なので、楽しい方が良いです。
(reported by 渡部)
(update 2017/6/25) |
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