２０１７年２月に始まったプロジェクト。
須賀川市大桑原の山林所有者、Hさんの森林の手入れです。
秋になり、伐採のシーズンです。
日時：令和元年１１月３日（日）１０：００～１５：００
場所：須賀川市大字大桑原地内
主催：大桑原薪の会
●実施状況
暖かな秋の日、１０人が汗を流しました。
Hさんの森林は道路の両脇にあります。
写真左側の森林の伐採は終了しました。
桜の木が一本だけ残っています。
春には道行く人たちの目を楽しませてくれるでしょう。
さて、残るは右側の森林。
はじめは藪だった森林もかなり整理されてさっぱりとしてきました。
 
オーナーのHさんからは、山の裏の水路沿いの木を切ってほしいと言われています。
水路に倒れる木があるそうです。
  
見ると、マツクイムシの被害木のアカマツがたくさん。
生きている木も太すぎたり、重心も水路側に行っていて、ちょっと手に負えないなあ。
とりあえず、我々の手に負える分だけ伐りました。
あとは林内の木の整理。
まだ本数が多いので、もっと減らしましょう。
昼食。
天気が良くて、ぽかぽかと暖かい。
先日の台風の話や薪の話など。
さて、午後の部。
もうちょっと倒しましょう。
重心と違う方向に倒したい木は、ロープで引きながら倒します。
ロープはアンカーを取って方向を変えます。
じゃないと自分たちの方向に倒れてくるからね。
  
玉切りして、山から下ろします。
  
沢山の原木ができました。
みんなで分けましょう。
かなり、さっぱりしました。
この森林は、ある程度上層木を残したまま終了予定。
あと一回くらいで終わる見込みです。
●参加者の感想
Aさん)右手首と肘が痛くて、チェーンソーも不調で疲れました。
Mさん）太めの木を何本か倒せて楽しかった。
Kさん）疲れました。
Kさん）足つりました。お疲れ様でした。
Sさん）ひと月の間、米ばっかり持っていたので、薪が持てて楽しかった。
Hさん）前回、腰をやってしまったので、今回は腰をいたわりながらやりました。いい汗かきました。
Kさん）久しぶりに山仕事をやり、いい汗かきました。
Hさん）天気良くて、安全に終われて良かったです。
Hさん）林業に興味があって参加しました。良い体験ができました。いろいろ教えていただいてありがとうございます。
渡部）皆さんのおかげでこの山もすっきりしました。引き続きよろしくお願いします。
●成果と課題
水路沿いの木は、アカマツ被害木が沢山。
太いし、枯死木が架かり木になっているし、危険極まりない。
枯死木を伐ると、どこに倒れるか分からない。
ツル（受け口と追い口の間の蝶つがいの役割を果たす場所）も効かないので、倒そうとするとバタッと倒れる。
素人には手に負えない。
オーナーのHさんに伐れない旨話して、了解を得た。
他の箇所は、かなり仕上がってきているが、まだ多少混んでいるのでもう少し抜きたい。
素性の良い木を残して、抜き伐りを繰り返していくと、良い山になっていくであろう。
それを期待して、山を仕上げていきたい。
(reported by 渡部)
(update 2019/11/16) |
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